こんにちは中央区警固、薬院、桜坂、浄水通りの医療法人児玉歯科医院です。
現在、60歳以上の約3人に1人が骨粗鬆症に該当するとされています。その有力な治療薬がビスフォスフォネート系薬剤(BP系薬剤)です。骨折のリスクを減らす効果の反面、顎骨壊死というリスクを含んでいます。
顎骨壊死の発生は感染が要因となっており、清掃不良な口腔や、そういった状態での侵襲的歯科治療がまさにその引き金となっています。
6学会の統一見解として、BP系薬剤は骨折防止の効果の有益性がまさっていると考えられ、口腔内を清潔に保ったうえで感染予防に注意して休薬せず、歯科処置を行うことを推奨しています。